木の家パネルができるまで

日本の木の文化と先進技術が品質を支える

厳選された国産無垢材から高品質なパネルが生まれるまで、独自の製造工程を経て完成します。最新の加工技術と伝統的な木材の知識を融合させ、効率的かつ高品質な生産を実現。木材の調達から現場での組立てまで、各工程で徹底した品質管理を行い、快適で安全な木造住宅の基礎を作り上げています。

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木材の調達と選別

主に福島、長野、鹿児島などの地域から厳選された国産無垢材を使用します。JAS製材2級相当、含水率15%以下という厳格な品質基準を満たす木材のみを採用しています。この工程で、木の家パネルの品質と性能の基礎が築かれます。

木材の選定
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専用加工機械による木材加工

高精度な専用加工機械を用いて、選別された木材を正確に加工します。この工程により、寸法の狂いが1mm以下という高い精度が実現され、後の工程での組立やパネル化の効率を大きく向上させます。

木材加工
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パネル化

加工された木材を「縦に並べてパネル化」します。この工程で、構造材・断熱材・内外装材を一体化した多機能パネルが生まれます。従来の壁構造で必要だった多くの部材をこの1枚のパネルで代替することで、大幅な効率化を実現しています。

パネル化の作業
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品質管理

完成したパネルは厳密な品質管理プロセスを経ます。サイズの計測、強度テスト、外観検査などを行い、高品質な製品であることを確認します。また、使用する専用ビスの品質管理と強度試験も行われ、パネルの信頼性を高めています。

品質のテスト
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現場への輸送

品質確認されたパネルは、効率的に現場へ輸送されます。工場生産により、天候に左右されずに高品質なパネルを安定供給できる点も大きな利点です。輸送時の保護対策も徹底され、パネルの品質が維持されます。

現場への輸送
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現場での組立て

現場では、工場で生産されたパネルを効率的に組み立てていきます。この工程により、従来の木造住宅と比べて本体組み立ての工期を約3割短縮することができます。最後に、必要に応じてサンダー仕上げなどの最終調整を行い、高品質な木造建築が完成します。

組み立て

設計・施工業者さまへのご案内

日本の森が育んだ至高の木材と先進技術の融合。木の家パネルが提案する国産の桧・杉パネルが、設計の自由度と施工効率を両立させ、競争力のある住宅づくりを実現します。工期短縮とコスト削減を実現しつつ、木材本来の魅力を最大限に引き出して高品質な木造建築をお手伝いします。